マツバギク

松葉菊

双子葉、離弁花、 ツルナ科、 マツバギク属、常緑、多肉質、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:10〜15センチ
茎はよく分枝して地を這い、木質化し、先端が立ち上がる。
葉は多肉質で細く、断面が三角形に近い棒状で、先がとがり、 対生して節がある。粒状突起があって、ややざらざらする。
花は葉腋から花柄を出して単生し、赤紫の細い花弁(仮雄しべ)が多数あり、 金属光沢をもち、キクの花に似ている。 花は日中だけ開いて夕方には閉じる。長期間、次々と咲く。
果実は5角形の刮ハで、種子を5つ含む。 種子が飛び出したあとは褐色の星形(ヒトデ形)となる。
乾燥に強く、-5度ぐらいまでなら、冬も枯れない。
南アメリカ原産。

識別点: マツバボタンマツバギク
 マツバボタン:花弁が広く、寒さで冬は枯れる。
 マツバギク :花弁が細く、冬も枯れない。



葉は多肉質で細く、先がとがり、冬も枯れない。


葉は対生する。


花弁に金属光沢がある。


垂れ下がることが多い。(2009/6/9)


花後に萼が蓋がはずれるように開いてくる。(2015/6/25)


(2018/7/14)


5角形の刮ハが現れる。(2015/6/25)


種の出終わった果実。 (2018/7/14)


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