マツバボタン
松葉牡丹
双子葉、離弁花、
スベリヒユ科、
スベリヒユ属、多肉質、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 6月〜9月
高さ:10センチぐらい
茎も葉も多肉質で柔らかく、乾燥に強い。
茎は横に這うように広がる。
葉は短い松葉のように細長く、互生するが、茎先の花の下では
輪生する。
枝先に紅、白、黄、ピンクなどの花を次々といくつもつける。
花弁は6枚ぐらいであるが、八重もある。
朝日差しが強いと開いて夕方にはつぼむ。
1日花であるが毎日新しい花が咲く。
キャップ状の蓋果が実り、種は非常に細かい。
種でも挿し芽でもふえる。
夜間に気孔を開いて二酸化炭素を蓄え、日差しの強い日中は
気孔を閉じて水分蒸発を防いで光合成するCAM植物
(ベンケイソウ型酸代謝光合成植物)。
ブラジル原産。
識別点:
マツバボタン、
マツバギク
マツバボタン:花弁が広く、寒さで冬は枯れる。
マツバギク :花弁が細く、冬も枯れない。
八重の花。
色は赤、薄紅、黄など、多彩。(2015/9/29)
とんがり帽子のような果実の上半部が落ちると、黒褐色の種子が多数現れる。
(2018/9/18)
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