マメダオシ

豆倒し

双子葉、合弁花、 ヒルガオ科、 ネナシカズラ属、つる性、1年草、寄生植物。 用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
海岸や日当たりの良い草地で見かける。
ダイズなどのマメ科植物に寄生するが、 マメ科以外の植物にも寄生する。 黄色い針金状のつるで他の植物にからみつき、 寄生根を出して養分を吸い取る。
短い花序を出し、白い小さな花をつける。 花冠は長さ約2ミリで、花柱は2個ある。
直径約3ミリの球形の刮ハができ、不規則に裂ける。
絶滅危惧種となっている。

識別点: ネナシカズラアメリカネナシカズラマメダオシ
 ネナシカズラ  :花冠は約4ミリ、花柱は1本、雄しべは花冠より短い、つるは紫褐色、朔果は卵形。
 アメリカネナシカズラ:花冠は約3ミリ、花柱は2本、雄しべは花冠より長い、つるは淡黄色〜淡黄赤色、朔果は球形。
 ハマネナシカズラ:花冠は約2.5ミリ、花柱は2本、雄しべは花冠より短い、つるは赤褐色、朔果は扁球形で花冠より短い。
 マメダオシ:花冠は約2ミリ、花柱は2本、雄しべは花冠より短い、つるは淡黄色、朔果は球形で花冠より長い。

(2009/7/11)


つるから出る突起状の吸盤で寄主に付着し、栄養を吸い取る。 (2009/7/11)


花冠は5裂する。 (2009/7/11)


(2009/7/11)


花柱は2本ある。 (2009/7/11)


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