ホウキギク

箒菊

双子葉、合弁花、 キク科、 シオン属 筒状花と舌状花をもつ1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:0.5〜1.2メートル
茎のように見える細長い葉がつき、茎も細くて枝分かれし、 全体が箒のように見える。 枝がよく分枝して、群生しているとからまりあう。
葉は互生し、基部から先端までほぼ同じ幅の細長い線形で、 光沢があり、基部は少し茎を抱く。
枝先に1個つく頭花は直径5〜6ミリと小さく、 舌状花は白く、稀に淡紫色で、筒状花は黄色い。
果実はそう果で、花が終わると、 長く伸びた淡褐色〜白の冠毛が目立つ。
北米原産。

識別点: ホウキギク ヒロハホウキギク
 ホウキギク   :葉は先まで同じ幅の線形で、茎を抱く。枝がよく分枝する。
 ヒロハホウキギク:葉は少し幅広で先がとがった線形で、茎を抱かない。枝が横に広がる。
 オオホウキギク :葉は先が次第に細くなる線形で、茎を抱く。上部の枝は上を向く。





(2009/9/16)




葉は細長い。 (2012/9/16)


果実はそう果で、冠毛が淡褐色。 (2014/9/22)


花が小さく、葉や茎が細くて広がるので、写真にとりにくい。


ヒロハホウキギク(葉が茎を抱かない)。(2009/9/16)


ヒロハホウキギク


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