ヒメオドリコソウ
姫踊り子草
双子葉、合弁花、
シソ科、
オドリコソウ属、2年草。
用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:10〜25センチ
茎は断面が四角形で、根元で枝分かれして直立する。
葉は対生し、長さ1.5〜3センチの卵円形で鋸歯があり、
編み目状の葉脈がへこむ。
上部の葉は上にゆくほど小さくなり、赤紫色を帯びて密集してつく。
上部の葉腋に長さ約1センチの淡紅色の唇形花を放射状に並べる。
果実は4分果であり、熟した種子には白いエライオソームがついて、
アリが好んで運ぶ。
識別点:
ヒメオドリコソウ、
オドリコソウ
ヒメオドリコソウ:花は輪生しない、高さ10〜25センチ、2年草。
オドリコソウ :花は輪生する、高さ30〜50センチ、多年草。
上部の葉は赤紫色になる。
葉は十字対生する(段ごとに90度ずれる)。(2016/2/13)
淡紅色の唇形花の下唇は長くのびて2裂し、ハチなどの足場となる。
葉などに毛が密生する。(2015/2/14)
花にも毛がある。
(2011/4/17)
寒さに耐えるヒメオドリコソウ。
石垣の隙間でも育つ。
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