ヒマワリ
向日葵
双子葉、合弁花、
キク科、
ヒマワリ属 筒状花と舌状花をもつ。1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜9月
高さ:1〜3メートル
茎は太く、直立し、短毛がある。上部で枝分かれするものもある。
葉は互生し、長さ10〜30センチの大きな心形で毛があり、
鋸歯があって、葉柄が長い。
花は茎先や枝先に1個ずつ横向きに咲き、黄色く、
通常は直径20〜30センチであるが、
直径60センチぐらいになることもある。
まわりの舌状花は雄花で種はできず、中心の筒状花は両性花で種ができる。
種子はやや平たい長卵形のそう果で、黒いか、黒白の縞模様がある。
多くの品種がある。
種は食用や飼料になり、油もとれる。
北アメリカ原産。
生育が良いと、花は直径30センチ以上になる。(2016/7/28)
筒状花は、周辺部から中心部へと咲き進む。
中心部の筒状花はまだ花粉を出していない。
そのまわりにある黒褐色の棒のようなのは雄しべで、先端から黄色い花粉を出している。
周辺部の筒状花では、管状になった黒褐色の雄しべの中から雌しべが出てきて、柱頭が2裂して受粉可能状態にある。
(キク科植物で自花受粉を防ぐ仕組みについては、
ノハラアザミ
のページを参照されたい。)
(2008/8/23)
蕾は仏像の蓮花座のようで、枝先に1つずつ付く。
(2002/9/14)
総苞片は先が鋭く尖る。
(2016/7/28)
葉は大きな心形で粗い鋸歯があり、葉柄が長い。(2016/7/28)
果実が実ると、重くなって、頭花が下向きになることが多い。
(2016/7/28)
通常は背丈より高くなる。
矮性種もある。
黄白色のもある。
シカクヒマワリ
は茎が四角い。
シカクヒマワリ
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