ハルジオン

春紫苑

双子葉、合弁花、 キク科、 ムカシヨモギ属 筒状花と舌状花をもつ。1年草(越年することもある)。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜7月
高さ:0.3〜1メートル
茎は高く直立し、中空で軟毛がある。
下部の葉と花期にも残る根生葉はへら形で翼のある柄がある。 茎葉は互生し、被針形で、基部は耳形に張り出して茎を抱く。 葉にも軟毛がある。
茎先の集散花序に直径約2センチの頭花をつける。 1つの頭花に100個以上の糸状に細い舌状花がつく。 舌状花は白または薄紅色で、筒状花は黄色い。 蕾のときはうなだれる。 夜は花を(上に向けたまま)閉じるようだ。
そう果は長さ1ミリあまりの扁平な広倒被針形で、冠毛が長い。
北米原産。

識別点: ハルジオンヒメジョオン
 ハルジオン :茎は中空、葉は茎を抱く、蕾はうなだれる。
 ヒメジョオン:茎は中空でない、葉は茎を抱かない、蕾はうなだれない。



蕾はうなだれる。


花の色は、紅紫色から白色に近いものまで、変異がある。


舌状花は100枚以上あり、糸状に細い。筒状花は黄色い。


根生葉はへら形で、切れ込みがある。 (2013/6/22)


(2017/4/2)


茎葉は長楕円形で、茎をいだく。


茎や葉に軟毛がある。


冬の蕾は柄が短くてうなだれない。 (2013/12/8)


高くのびた茎の上部の葉は小さくなる。(2015/4/12)


群生することも多い。




蕾では舌状花は指を折って拳を握ったような形をしている。 (2020/4/30-14時57分)


夕方になると、咲いていた花も拳を握ったような形で閉じる。 (2010/4/29-18時50分)


舌状花を螺旋状に畳んだ花もある! (2020/4/29-17時6分)


同じ株に拳を握った形で閉じた花もある。 (2020/4/29-17時6分)


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