ハブソウ
波布草
双子葉、離弁花、
マメ科、
ジャケツイバラ亜科、センナ属、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:0.6〜1.2メートル
茎は直立して高くのびる。
全草無毛である。
葉は8〜12枚の先のとがった狭卵形の小葉からなる偶数羽状複葉で、
互生する。小葉は長さ5センチ弱である。
葉腋に短い総状花序を出し、(蝶形ではなく)いびつな黄色い5弁花を、
横向きに咲かせる。
豆果は長さ約10センチで、柄があり、上向きに湾曲する。
熟すと鞘は淡褐色〜灰黒色になる。
種子を炒ってハブ茶を作るが、ハブ茶として売られているものの多くは、
同属のエビスグサから作られたものである。
葉は、毒蛇のハブに咬まれたときの民間薬として使われた。
原産地は北米南部〜熱帯アメリカ。
識別点:
エビスグサ、
ハブソウ
エビスグサ:小葉は4〜6枚で倒卵形で鈍頭、豆果が約15センチで下向きに湾曲。
ハブソウ :小葉は8〜12枚で狭卵形で尖る、豆果が約10センチで上向きに湾曲。
長さ10センチぐらいの豆果が上向きに湾曲する。
(2018/9/19)
(2016/10/20)
葉腋から小さい総状花序が出る。(2016/10/15)
黄色い5弁花が横向きに咲く。(2016/10/20)
同じ位置から葉柄と花柄が出る。(2017/6/24)
葯は淡褐色。(2016/7/27)
(2017/10/26)
偶数羽状複葉が互生する。(2015/9/29)
小葉は先のとがった狭卵形で全縁。(2022/10/20)
(2016/9/28)蕾は丸い。
豆果に横縞がある。(2015/9/29)
熟すと鞘が黒ずんでくる。(2017/10/18)
マメは灰褐色の偏球形。
(2019/11/16)
茎は高くのびる。(2017/9/30)
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