ヤマウコギ
双子葉、離弁花、
ウコギ科、
ウコギ属、落葉、低木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:2〜4メートル
別名:ウコギ、オニウコギ
樹皮は灰黒色で、
縦に長い皮目ができ、老木では細長い溝ができる。
茎には鋭い棘がある。
葉は互生し、掌状複葉で、長枝にはまばらに、
短枝にはむらがってつく。
小葉は5枚あり、長さ3〜7センチの倒卵形で、
先は鈍く尖り、基部はくさび形で、浅くて粗い鋸歯がある。
葉裏の葉脈の腋に薄い膜がある。
雌雄異株で、短枝の先に散形花序を出し、
黄緑色の小さい5弁花を葉に隠れるように多数つける。
直径5〜6ミリの扁平な丸い液果をつけ、
7〜8月に赤褐色から黒紫色に熟す。
新芽は山菜として食べることができる。
識別点:
ヤマウコギ、
ヒメウコギ、
オカウコギ、
エゾウコギ
ヤマウコギ:小葉は鋸歯目立たずほぼ同大、棘太い、散形花序1個で黄緑色。
ヒメウコギ:小葉は粗鋸歯あり頂大、棘太い、散形花序1個で白色。
オカウコギ:小葉は上半部に鋸歯あり頂大、棘太い、散形花序1個で黄緑色。
エゾウコギ:小葉は鋭鋸歯あり頂大、棘細長い、散形花序数個で淡黄白色。
葉は掌状複葉で、先が鈍く尖る倒卵形の小葉が5枚ある。
(2016/4/15)
短枝の先の散形花序に黄緑色の5弁花をつける。
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