スイカズラ
吸葛
双子葉、合弁花、
スイカズラ科、
スイカズラ属、つる性、半常緑、低木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
別名:ニンドウ(忍冬)、キンギンカ
茎が長く伸び、右を内側にしてまきついたりする。
若いときは軟毛や腺毛がある。
茎は褐色で細長いが、古くなると灰褐色になる。
葉は長さ3〜7センチの長楕円形で対生し、
表面には少数の毛、裏面には多数の毛がある。
花は唇形で5裂し、葉腋に2個ずつつき、強い芳香がある。
上唇は先が4浅裂し、下唇は細長くてそりかえる。
色は白色から淡紅色、黄色と変化してゆく。
球形の液果が4つ並ぶことが多く、秋に黒く熟す。
よく似た
ツキヌキニンドウ
は、筒形花を輪生させた花茎が葉を突き抜けているように見える点などが異なる。
日本原産。
唇形花が葉腋に2つずつつく。
蕾は淡緑色から白へ、花は白から黄色へと変色する。上唇は4浅裂し、下唇は反り返る。
雄しべが長い。
(2/16/5/18)
咲き始めの花は白くて、下唇もまだ反り返っていない。
(2015/5/16)
蕾→咲き始め→開花完了→変色の過程。
(2015/5/16)
葉は長楕円形。
葉は対生する。(2016/5/3)
対生する葉柄の基部は茎を取り巻く輪になっている。
(2016/9/17)
対生する葉の基部に蕾のペアが用意されている。(2017/5/6)
若枝は毛深い。(2016/4/15)
葉にも細毛がある。
(2016/9/17)
果実は球形の液果で、2対(4個)並ぶことが多く、黒く熟す。
未熟な果実は濃緑色。茎にはまだ細毛が残っている。
枝は褐色で細い。
(2012/10/11)
古枝は灰褐色となり、木質化する。
(2018/1/10)
つるが沢山のびて、よく茂る。
(2016/9/17)
この花はスイカズラと
ツキヌキニンドウ
の両方の特徴を持つ
ロニセラか。
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