シラカシ
白樫
双子葉、離弁花、
ブナ科、
コナラ属、常緑、広葉樹、高木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:20メートル
幹は灰黒色で縦の皮目があり、新枝は無毛でなめらかである。
葉は長さ7〜14センチの狭長楕円形で互生し、少し柔らかく、
先半分に低い鋸歯がある。表面は光沢があり、裏面は灰緑色である。
雌雄同株で、新枝の下部や前年枝の葉腋から出る短枝から、
黄緑色の長い雄花序が垂れ下がる。
雄花は褐色の苞の脇に1〜3個つき、花被は3〜6裂し、雄しべが長い。
新枝の上部の葉腋には短い雌花序が直立し、
小さい雌花を3〜4個つける。
雌花は徳利形で、花柱が3個ある。
堅果は卵形で秋に褐色に熟し、殻斗には輪模様がある。
材は白に近い淡褐色(なのでシラカシ)。
剪定に耐える。
識別点:
アラカシ、
シラカシ
アラカシ:樹皮は灰色で、葉がかたく、雄花は新枝につき、雌花は3裂。
シラカシ:樹皮は黒くて葉が柔らかく、雄花は前年枝につき、雌花は新枝につき穂になる。
葉は革質であるが、あまり堅くない。
葉は狭長楕円形で浅い鋸歯があって先が鋭く尖り、卵形の堅果ができる。(2012/10/4)
新枝の下部から雄花序が数本垂れ下がる。
雄花序は長い。(2011/5/8)
雌花序は短い。雌花は徳利状で花柱が3つある。
(2015/6/13)
花芽? (2009/5/19)
蕾
葉の裏面は灰緑色である。(2009/5/19)
よく茂る。
果実は卵形の堅果で、殻斗には輪模様がある。
(2012/10/12)
熟すと褐色になる。(2012/11/8)
葉は先が鋭くとがり、やや革質で、表面は光沢があり、裏面は灰緑色。鋸歯はやや低い。(2012/10/12)
樹皮は灰黒色で、ほぼ平滑。
老木の幹はひび割れる。
(2008/11/21)
常緑高木である。
(2018/1/3)
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