レイシ

茘枝

双子葉、離弁花、 ムクロジ科、 レイシ属、常緑、広葉樹、中木。 用語説明
花期:春 3月〜4月
高さ:2〜10メートル
別名:レイチ、ライチ
幹は直立し、樹皮は灰褐色で平滑である。
偶数羽状複葉が互生し、小葉は長さ5〜15センチの楕円状で、 先が鋭くとがる。
枝先の円錐花序に黄緑色の花が咲くが、 花弁はなく、長い雄しべが6〜8本ある雄花と、 先の2裂した花柱のある両性花(雌花)がある。
果実は丸い核果で、表皮は赤く、鱗状のブツブツがある。 中心部に黒い種子があり、 そのまわりに白くて半透明のゼリー状の果肉がある。
ゼリー状の果肉を食用とする。
中国南部、台湾原産の亜熱帯植物。

レイシリュウガン は似ているが、 レイシは果実が少し大きいが種子が少し小さく、 表面に赤褐色の鱗状のブツブツがあり、 果肉がより甘い点などが異なる。

(2017/1/19)


羽状複葉の小葉は先の尖った楕円形。(2017/1/19)


若葉。 (2019/11/21)


樹皮は灰褐色で平滑。(2017/1/19)


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