オトコヨウゾメ
双子葉、合弁花、
スイカズラ科、
ガマズミ属、落葉、低木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:約3メートル
幹や枝はよく分枝して茂る。
樹皮は灰褐色で、若枝は赤褐色であり、
ほぼ平滑であるが、所々に突起がある。
葉は長さ4〜9センチの尖った卵形〜楕円状披針形で、
鋭い鋸歯があり、対生する。
葉の表はほとんど無毛で、裏は主脈沿いに絹毛がある。
葉柄は長さ3〜8ミリあり、無毛である。
初夏に枝先の散房花序に白い小さい花をややまばらにつける。
花冠は先が5中裂して杯状に開く。
雄しべは5本、萼片は5枚ある。
秋に長さ6〜8ミリの楕円形の核果が赤熟する。
識別点:
ガマズミ、
コバノガマズミ、
ミヤマガマズミ、
オトコヨウゾメ
ガマズミ :葉幅3〜13センチ、葉柄1センチ以上で星状毛、葉先のとがり鈍い、浅鋸歯、花多数。
ミヤマガマズミ :葉幅4〜9センチ、葉柄1〜2センチで絹毛、葉先鋭くとがる、三角鋸歯、花多数。
コバノガマズミ :葉幅2〜4センチ、葉柄6ミリで短毛密生、葉先とがる、鋭鋸歯、花多数。
オトコヨウゾメ :葉幅2〜4センチ、葉柄3〜8ミリで無毛、葉先とがる、鋭鋸歯、花まばら。
葉は尖った楕円状披針形で、鋭い鋸歯がある。(2016/4/11)
若枝と葉柄は赤褐色を帯びることが多い。(2017/6/6)
花は白く、花冠は5中裂し、雄しべは5本。
(2016/4/11)
花数は多くない。若枝は赤褐色。葉脈はくぼむ。(2016/4/15)
樹皮は灰褐色。
(2016/4/11)
楕円形の核果が赤く熟す。
(2018/10/16)
(2018/10/16)
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