ネズミモチ
鼠黐
双子葉、合弁花、
モクセイ科、
イボタノキ属、常緑、広葉樹、中高木。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:5メートル
幹は直立し灰褐色で皮目があり、よく分枝する。
葉は全縁で長さ4〜8センチの広卵形で、暗緑色で革質であり、対生する。
新枝の先に長さ5〜8センチの円錐花序を出し、白く小さい漏斗状の花を
密につける。
萼は淡緑色で4裂し、花冠も深く4裂する。
果実はネズミの糞のような楕円体の核果で、冬の初めに熟して黒紫色になる。
最近は、明治になって中国から渡来した
トウネズミモチ
が多くなり、在来種のネズミモチは少なくなった。
識別点:
ネズミモチ、
トウネズミモチ
トウネズミモチ:葉脈が透けて見える。葉や花序、樹高が大きい。
ネズミモチ :葉脈が透けて見えない。葉や花序、樹高が小さい。
葉は全縁の広卵形で対生する。
葉は濃緑色で光沢がある。(2017/4/22)
新葉は明るい緑色。(2015/6/15)
新芽の先に円錐花序を出す。(2009/5/19)
花は漏斗状で白く、先が4中裂し、雄しべと花柱が少し突き出る。
幹は灰白色〜灰褐色。
ネズミモチは葉脈が透けて見えはしない。
(2015/6/15)
トウネズミモチは葉脈が透けて見える。
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