メギ

目木

双子葉、離弁花、 メギ科、 メギ属、落葉、低木。 用語説明
花期:春 4月
高さ:2メートル
別名:コトリトマラズ
よく分枝して、 樹形は平たい球形となる。 樹皮は灰色で、縦にひびが入る。 枝には稜があり、各節に葉の変形した鋭い棘が数個ある。
葉は短枝に集まって互生し、長さ1〜5センチの倒卵形で、 基部は次第に細くなって葉柄のようになり、薄い。 裏面は白色を帯びる。
春に黄色〜黄緑色の花が短枝の先から数個垂れ下がる。 花弁と萼片は6枚ずつあり、萼片は花弁と同じ大きさなので、 花弁が12枚あるように見える。
果実は長さ7〜10ミリの楕円形の液果で、秋に赤く熟すが、 食べられない。
材はベルベリンを含み黄色い。寄木細工などに使われる。
葉の赤いアカバメギという品種がある。

識別点: メギホソバテンジクメギ
 メギ       :落葉、葉は倒卵形、果実は赤熟。
 ホソバテンジクメギ:常緑、葉は披針形、果実は黒熟。



花は黄色い。(2016/4/15)


6枚の花弁と6枚の萼片がある。(2016/4/15)


節に鋭い棘がある。







花後


葉は全縁の倒卵形で、基部は次第に細くなる。(2015/5/6)


葉はやや厚い。(2017/4/22)


葉は互生するが、短枝にかたまってつくように見える。


葉裏は白緑色で、葉脈は表裏ともに不明瞭である。(2023/6/4)


楕円形の液果が赤く熟してゆく。 (2014/10/8)


(2016/11/26)


Photo by H. O. (2007/11/15)


樹皮は灰白色。枝は密に茂る。


秋に落葉する。(2016/11/26)


新緑。(2017/3/30)


アカバメギ。葉が赤くて、枝には稜がある。 (2009/3/30)


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