ホソバテンジクメギ

細葉天竺目木

双子葉、離弁花、 メギ科、 メギ属、常緑、低木。 用語説明
花期:春 3月〜5月
高さ:2〜3メートル
別名:ホソバアカメギ(細葉赤目木)
短枝が互生状につき、その基部に3本の鋭くて長い棘がある。 樹皮は暗灰色。
葉は長さ3〜8センチの披針形で、先が棘状になった浅い鋸歯があり、 やや厚くて光沢があり、短枝に4〜6枚束生状に互生する。 常緑樹であるが、古葉は赤くなって、緑色の葉の中に混じる。
短枝に直径約6ミリの黄色い6弁花が頭状にかたまって咲く。 6本の黄色い雄しべが太い花柱を取り囲む。 6枚の萼も黄色いが、先は赤みを帯びる。
果実は長さ6〜7ミリの楕円形の液果で、先に丸い柱頭が残り、 初めは紅色であるが、秋に黒紫色に熟す。
中国原産で、第2次大戦後に渡来した。

識別点: メギホソバテンジクメギ
 メギ       :落葉、葉は倒卵形、果実は赤熟。
 ホソバテンジクメギ:常緑、葉は披針形、果実は黒熟。

黄色い花が頭状に咲く。(2016/3/16)


花は短枝に束生(状に互生)する。(2016/3/16)


短枝の基部に長くて鋭い棘が3本ある。(2016/3/16)


花弁も萼も6枚あり、太い花柱を6本の雄しべが取り巻く。(2016/3/16)


萼の先は赤みを帯びる。(2016/3/16)


葉は披針形で、棘状の鋸歯がある。(2015/9/29)


(2016/4/15)


古い葉は赤くなる。(2017/3/30)


果実は楕円形。(2016/4/15)


樹皮は暗灰色。(2016/3/16)


常緑低木である。 (2018/1/10)


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