クルミ科

双子葉、離弁花。用語説明

葉は羽状複葉が互生し、托葉はない。穂状花序に花をつけ、翼果状や核果状の堅果をつける。雌雄同株が多い。

ノグルミ奇数羽状複葉で、小葉は披針形でとがった鋸歯があり、初夏に新枝の先に穂状花序を数本直立させ、苞が密に重なった卵状楕円形の果穂をつける

サワグルミ奇数羽状複葉で小葉は長楕円形であり、新枝の先から雌花序が数本垂れ下がり、その下部の葉腋から黄緑色の雄花序が垂れ下がる

シナサワグルミ偶数羽状複葉で、葉軸に翼があり、葉の展開と同時に雄花序と雌花序が数本垂れ下がり、雌花は花柱が2裂して反り返り、紅色の柱頭が目立つ

カンポウフウ：シナサワグルミの別名

オニグルミ樹皮は暗灰色で縦の割れ目があリ、葉は奇数羽状複葉で、雌花序は枝先に直立し、雄花序は葉腋から垂れ下がり、果実は卵球形で、中の堅果は先がとがり表面にしわがあって、非常に堅い

ヒメグルミオニグルミとよく似ているが、堅果が扁平で表面にしわがない

テウチグルミ樹皮は暗灰色、葉は奇数羽状複葉で、雄花序は葉腋から垂れ下がり、果実は卵形で、中の堅果は手でも割れる

カシグルミ：テウチグルミの別名

ヒッコリー樹皮は灰色で縦の割れ目があリ、葉は奇数羽状複葉で、果実は凹凸のある球形で、中に固い核がある

ペカン樹皮は灰色、葉は奇数羽状複葉、果実はラグビーボール状で、中に脂質の多い種子がある