イヌブナ

犬椈

双子葉、離弁花、ブナ科、 ブナ属、落葉、広葉樹、高木。 用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:25メートルぐらい
別名:クロブナ
一株から数本幹が出ることがあり、樹皮は暗灰褐色でイボ状の皮目がある。
葉は長さ5〜10センチの卵状楕円形で、有柄で互生し、 裏面に白くて長い絹毛が残る。 鋸歯があり、その凹部に側脈が通じる。
雌雄同株で、 白毛に覆われた黄色い頭状の雄花序が新枝の下部から垂れ下がり、 新枝の上部には総苞に包まれた小さい雌花がつく。 花弁は目立たない。
1つの果実に3稜のある円錐形の堅果が2個つき、 その基部にある殻斗は4裂する。

識別点: ブナイヌブナ
 ブナ  :ひこばえなし、樹皮灰白色、側脈7〜11対、果実上向き。
 イヌブナ:ひこばえ多い、樹皮黒褐色、側脈10〜14対、果実下垂。



葉は尖った長楕円形で、薄くて波形の鈍鋸歯があり、側脈がへこむ。(2015/5/6)


若葉には軟毛があり、冬芽を包んでいた芽鱗が残っている。(2016/4/15)




一株から幹が数本出ることがある。 (2018/1/10)


落葉高木である。 (2018/1/7)


樹皮は灰褐色〜暗褐色で、粗面となる。 (2009/9/17)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る