ヒロハカツラ
広葉桂
双子葉、離弁花、
カツラ科、
カツラ属、落葉、広葉樹、低木状であるが高木にもなる。
用語説明
花期:春
高さ:5メートル
雪に押されて低木状になるが、高さ15メートルぐらいになることもある。
樹皮は黒褐色で、割れ目は入らない。
幹のまわりにひこばえが出て、株立ちになることが多い。
葉は長枝では対生し、短枝では枝先に1枚つく。
葉身は長さ5〜10センチの円形で先はまるく、波状の鋸歯がある。
雌雄異株で葉の展開と同時に、対生する葉腋から1つずつ開花する。
花には花弁も萼もなく、赤みを帯びた黄緑色の葯が花糸にぶら下がる。
長さ2センチぐらいの円柱状で上が曲がった袋果が上向きにつき、
黒く熟すと翼のついた種子が風でとぶ。
識別点:
カツラ、
ヒロハカツラ
カツラ :樹皮に割れ目がはいる、葉先がすこしとがる、葉の出る前に開花。
ヒロハカツラ:若木では樹皮に割れ目がない、葉先がまるい、花と葉が当時に展開。
葉先が丸く、樹皮の割れ目は目立たない。
葉
老木になると樹皮に割れ目が入る。
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