ハネセンナ
羽旃那?
双子葉、離弁花、
マメ科、
センナ属、落葉(原産地では常緑)、低木。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:1〜3メートル
幹が直立してから分枝し、枝が勢いよくのびる。
若枝は緑色であるが、幹は褐色となる。
長さ約50センチの大きな偶数羽状複葉が互生し、
小葉は長さ約15センチの楕円形で約10対あり、葉脈が明瞭である。
枝先や葉腋から長さ50〜70センチの総状花序を数本直立させ、
その各々の先に黄褐色の蕾を密集させてつけ、
鮮黄色で5弁の花を下から上へと咲かせる。
長さ10〜20センチの豆果ができ、
ひれのような4稜があり(それでハネセンナ)、
熟すと鞘が黒褐色になる。
豆果の中には種子(豆)が10個ぐらい入っている。
葉を生薬や香料、お茶などとして利用することがあるが、
下剤成分センノシドを含むため、
適量にとどめないと下痢する恐れがある。
熱帯アメリカ、西インド諸島原産。
識別点:
ハナセンナ、
ハネセンナ
ハナセンナ:枝先から数本の花茎が湾曲して広がり、その先に黄色い花が総状に咲く。
ハネセンナ:枝先から花茎が数本直立し、その先に黄色い花が総状に咲く。
葉は偶数羽状複葉で、若枝は緑色。(2016/10/15)
小葉は楕円形で先が少しへこみ、葉脈が裏に隆起する。(2016/10/15)
小葉は長さ約15センチと大きい。(2016/10/15)
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る