ハナセンナ

花旃那

双子葉、離弁花、 マメ科、 センナ属(カワラケツメイ属との説もある)、 落葉(原産地では常緑?)、中木。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜11月
高さ:約3メートル
別名:ゴールデンキャンドル、キャンドルスティック
湿地を好む。 幹は灰褐色である。
偶数羽状複葉が互生する。 小葉は長さ5〜15センチの全縁の長楕円形で、葉先は尖らない。
枝先から花茎が数本出て湾曲して広がり、 その各々の先に黄色い5弁花が総状に付く。 この総状花序がシャンデリアの蝋燭のように見えるので、 ゴールデンキャンドルとか、キャンドルスティックと呼ばれる。
果実は豆果で、豆鞘に稜があり、 鞘は熟すと灰黒色となる。
似たところのあるアンデスノオトメは、 小葉が先の尖った狭楕円形で、長さ3〜5センチと小さく、 豆鞘に稜がない。 (園芸店でハナセンナとして売られているものは、 アンデスノオトメであることが多いようである。 アンデスノオトメに対しては、 ゴールデンキャンドルというような別名はしっくりこない。)
原産地:南米(ブラジル、アルゼンチン等)。

識別点: ハナセンナハネセンナ
  ハナセンナ:枝先から数本の花茎が湾曲して広がり、その先に黄色い花が総状に咲く。
  ハネセンナ:枝先から花茎が数本直立し、その先に黄色い花が総状に咲く。

花茎が湾曲して広がり、その先に黄色い花が総状に咲く。 (2019/11/16)


偶数羽状複葉の小葉は長楕円形で、先は尖らない。 (2019/11/16)


花は黄色く、花被片は5枚ある。 (2019/11/16)


偶数羽状複葉が互生する。 (2019/11/16)


樹皮は灰褐色で、ほぼ平滑。 (2019/11/16)


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