アメリカスズカケノキ
アメリカ鈴懸の木
双子葉、離弁花、
スズカケノキ科、
スズカケノキ属、落葉、高木。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:20メートル
別名:プラタナス
樹皮は暗褐色で、縦の割れ目があって、小さくはがれた部分は
淡黄色になる。
若枝は赤褐色か黄褐色で、小さな皮目がある。
葉は互生し、長さ7〜20センチの広卵形で、掌状に浅く3裂または5裂する。
表面は光沢のある緑色で、裏面は淡緑色で、鋸歯がある。
雌雄同株で、
葉腋に直径1.5センチぐらいの球形の花序がぶら下がる。
雌花序は表面に赤い柱頭がならぶ。雄花序は黄緑色である。
花弁は見えない。
1本の花序軸には球形花序が1個(まれに2個)つく。
直径3センチぐらいの球形の集合果ができ、
それには長さ1センチぐらいの褐色のそう果が密生している。
識別点:
スズカケノキ、
アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキ
スズカケノキ :葉は深く切れこみ、樹皮に緑褐色のまだら模様、
1本の果軸に集合果3〜7個。
アメリカスズカケノキ:葉の切れこみは浅く鈍角で、樹皮は暗褐色で
根元に縦の割れ目ができ、
1本の果軸に集合果1個(希に2個)。
モミジバスズカケノキ:葉の切れこみは中程度で鋭角になり、
樹皮に淡緑色のまだら模様ができ、
1本の果軸に集合果1〜3個。
(2009/9/10)
果実は多数のそう果が球形に集まった集合果。(2015/10/12)
果実が大きくなりつつある。
(2017/10/10)
球形の集合果は通常1個ずつつく。葉は広卵形で掌状に浅く3〜5裂する。
(2017/10/10)
集合果が2個つくことも稀にある。
(2017/10/10)
果実は落葉後も残る。(2015/12/4)
葉は落ちる前に黄葉する。(2015/10/28)
大木となる。
(2018/1/7)
樹皮は暗褐色で、縦の割れ目がある。(2015/10/28 小石川植物園)
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