タチジャコウソウ

立麝香草

双子葉、合弁花、 シソ科、 ジャコウソウ属、常緑、小低木。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:25〜30センチ
別名:コモンタイム
乾燥した所を好む。
茎は地を這うようにのびて分枝し、直立する枝を分枝して、 群落をつくる。 草のように見えるが、叢生する緑色の茎は 木質化して淡褐色となる。
葉は小さくて厚く、鈍頭の卵形〜狭卵形で、 全縁であり、輪生状に対生する。 葉や茎に芳香がある。
枝先の短い花穂に、 小さな紅紫色の唇形の花を頭状に多数つける。
果実は4分果である。
イブキジャコウソウクリーピングタイム と似ている。
ハーブや香辛料として利用される。
地中海沿岸原産。

(2017/6/3)


草のように見えるが、常緑で、茎は木質化する。(2016/4/15)


葉は輪生状につき、小さな狭卵形で厚い。 (2016/4/15)


淡紫色の唇形花を頭状につける。(2017/5/6)


花柱が突き出す。(2017/4/22)


下唇が3裂して突き出す。(2017/5/6)


花を密につける。(2017/5/6)


果実は4分果で、萼筒の中に入っている。 (2018/5/19)


枝は這うようにのびてから、上向きに分枝する。(2017/5/6)


這う枝も立ち上がる枝も灰褐色である。 (2018/5/19)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る