ヒノキ
檜
裸子植物、
ヒノキ科、ヒノキ属、常緑、針葉樹、高木。
用語説明
花期:春 4月
高さ:約30メートル
幹は直立し、樹皮は赤褐色で、帯状にはがれる。
枝は初めは上を向いているが、次第に横向きに扁平に広がる。
葉は鱗片状で葉柄がなく、小枝に密着し、十字対生する。
葉裏にY字状の気孔帯がある。
雌雄同株で、雄花は褐色の楕円体、雌花は淡褐色の球形で、ともに枝先につく。
球果は直径1センチぐらいの木質の球形で、種子には左右に翼がある。
識別点:
ヒノキ、
サワラ、
アスナロ
ヒノキ :葉は先が丸く、裏に蝋質の白粉があり、Y字状の気孔帯がある。
サワラ :葉はやせて先がとがり、裏にX字状の気孔帯があり、檜臭がない。
アスナロ:葉は幅広で粗く先とがらず、白い気孔帯が4本あり、果鱗に突起。
ヒノキアスナロ:葉は幅広で先とがらず、気孔帯が4本、果鱗に突起なく、樹皮の肌理が細かい。
ヒノキの枝。
Y字状の気孔帯。鱗片状の葉は十字対生している。
雄花は楕円体。
雌花は淡褐色。
(2012/4/24)
雌雄同株であるが、雌花より雄花が多い。
(2016/4/16)
球果はサッカーボール状の球形。
開いた球果
種子は淡褐色で翼がある。(2016/1/10)
秋には葉先に翌春の花芽が用意されている。(2015/10/27)
冬の花芽と球果。
(2016/1/10)
葉には光沢がある。(2016/1/22)
樹皮は赤褐色で、帯状に縦に剥がれる。(2017/10/26)
常緑高木である。
(2018/1/3)
樹形は円錐形となる。
(2018/1/3)
公園に植えられた樹齢40年あまりのヒノキ。高さ15メートル以上になっている。(2018/1/13)
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