トダシバ
戸田芝
単子葉、
イネ科、
トダシバ属、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:0.3〜1.2メートル
地下茎で群落を構成することが多い。
葉は長さ15〜40センチ、幅0.5〜1.5センチの線形で、
毛の多いものが多いが、毛の少ないものもある。
枝先に長さ8〜30センチの円錐花序をのばし、
柄のある細い花序枝を数本ずつ斜上させ、
紫色か緑色の小穂を基部から先まで隙間なく並べてつける。
芒はほとんどない。
花序枝は長短差が少ないので、花序は狭円錐となる。
識別点:
ススキ、
トダシバ
ススキ :葉の中央脈が白い。
トダシバ:葉の中央脈が白くない。
葉の中央脈が白くない。葉に少し毛がある。(2008/10/26)
葉耳にやや長い毛がある。(2016/10/8)
葉の縁が内側へ少し巻く。葉鞘は節間より短い。
葉の縁が巻いたものもある。
(2016/10/2)
小穂は緑色かまたは帯赤色で、芒はない。(2013/9/15)
(2009/10/15)
花柱は赤紫色のブラシ状。
(2015/10/3)
(2015/10/3)
果実は赤紫色。
(2015/10/28)
小穂が花序枝の基部から先まで隙間なくならぶ。(2013/10/6)
花序は狭円錐形。
(2012/9/18)
1メートル以上にのびる。
(2015/10/22)
(2017/9/21)
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