テンツキ
点突
単子葉、
カヤツリグサ科、
テンツキ属、1年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜10月
高さ:15〜60センチ
茎と葉には少し毛があり、両方とも叢生する。
葉は幅1.5〜4ミリの細長い線形で、茶褐色の葉鞘がある。
直立する茎の先に数枚の葉状の苞があり、
その間から数本の枝が出て、
黄褐色の小穂が上を向いて散開する。
小穂は長さ5〜8ミリの長卵形で、鱗片は広卵形で光沢がある。
芒はない。
果実は広倒卵形のそう果で、横断面はレンズ形であり、
表面にトウモロコシのような格子状の模様があり、
黄褐色に熟す。
識別点:
テンツキ、
メアゼテンツキ
テンツキ :高さ15〜60センチ、茎先の散形花序に黄褐色の小穂、芒なし。
メアゼテンツキ:高さ5〜20センチ、茎先の複散形花序に黄褐色の小穂、短い芒あり。
アゼテンツキ :高さ5〜20センチ、茎先の複散形花序に黄褐色の小穂、芒が長くて反り返る。
葉は線形で、花序は散形〜複散形。
(2018/9/30)
(2014/8/16)
(2014/8/16)
小穂は尖った楕円形で、芒はない。(2010/9/18)
茎先の苞の間から出る花序枝に黄褐色の小穂がつく(小穂の下に鱗片の落ちた痕がある)。(2016/10/15)
小穂には褐色の鱗片が螺旋状につく。柱頭は褐色で、先が2裂する。
(2018/9/30)
群生する。(2009/8/15)
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