シコクビエ

四石稗

単子葉、 イネ科、 オヒシバ属、1年草。 用語説明
花期:夏
高さ:1〜1.5メートル
ヒエ の一種ではなく、 オヒシバ に近い植物である。
茎はよく分けつする。
葉は線形で長い。
夏に太くて稜のある花径が直立し、 茎先から3〜10本の花序枝が輪生し、 それに小穂が数列並ぶ。花序枝は長さ5〜10センチあり、 はじめは閉じているが、次第に開いてきて、 掌の指を半分広げたような形となる。 芒はない。
直径約1.5ミリの丸い穎果が多数でき、 9月〜10月に収穫できる。
日本ではあまり栽培されないが、 東アフリカやインドなどでは食用として栽培されている。

(2015/9/29)


花径は太く、茎先に花序枝が数本輪生する。(2015/9/29)


葯は白い。 (2016/9/28)


花序枝は、拳の指を開くように開いてくる。(2015/9/29)


開いた花序枝。穎果を含む小穂が多数並んでいる。(2015/9/29)


熟すにつれて、穀物の一種ということがわかる。(2016/9/28)


熟した果実は褐色となる。 (2017/10/18)


(2016/10/20)


若い株。(2015/7/2)


株はよくぶんけつする。(2016/10/20)


成長した株。(2017/10/18)


葉は中脈が太く、茎もしっかりしている。(2017/10/18)


高く直立する。 (2017/10/18)


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