ネズミムギ

鼠麦

単子葉、 イネ科、 ドクムギ属、1〜2年草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:0.8〜1メートル
根元で枝分かれして束生する。
葉は長さ15〜35センチの線形で葉耳があり、基部は葉鞘となる。 葉裏に光沢がある。
花序は長さ15〜25センチの穂状で、 柄のない緑色の小穂を交互に15〜25個つける。
小穂は長さ12〜25ミリの扁平な長楕円形で、10〜20個の小花が2列に並び、 外花穎の先には長さ1センチぐらいの芒がある。 (よく似た ホソムギ には芒がほとんどない。)
ネズミムギとホソムギの雑種として、ホソネズミムギ(ネズミホソムギ)がある。
ユーラシア原産である。

識別点: ネズミムギホソムギ
 ネズミムギ:1〜2年草、葉幅3〜8ミリ、葉耳明瞭、芒は約1センチ、小花10〜20個。
 ホソムギ :多年草、葉幅2〜4ミリ、葉耳不明瞭、芒は無または微、小花6〜14個。



(2009/6/16)


芒がある。(2015/5/16)


葯は淡黄色。 (2015/5/16)


(2017/5/18)


束生する。 (2009/6/16)


葉裏に光沢がある。 (2012/5/13)


葉耳があり、葉の基部は葉鞘となる。 (2012/5/13)


群生する。 (2012/5/13)


(2009/5/19)


芒が少ししかないが小花が多い(のでホソネズミムギ?)。(2015/5/16)


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