コウライシバ

高麗芝

単子葉、 イネ科、 シバ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:5〜15センチ
寒さにはあまり強くなく、冬に葉が枯れるが、暖地では冬の休眠期間は短い。
茎は地表をはってよく分枝し、密に地を覆ってひろがる。
葉は細長くて互生し、管状に巻くことが多い。
地を這う茎の節から、長さ1〜2センチの細長い円柱状の花序が直立し、 赤紫色の小穂をつける。 芒はない。
踏みつけに強く、塩害にも強いので、 ゴルフ場やサッカー場などで使われる。
東南アジアや九州南部に自生するが、朝鮮半島には自生しない。

識別点: シバコウライシバ
 シバ    :葉は幅3〜4ミリの線形、寒さに強い、冬地上部枯れる。
 コウライシバ:葉は細長くて管状に巻く、寒さにやや弱いが暖地では冬休眠期間短い。
 セイヨウシバ:葉は線形、寒さに強い、暑さと乾燥に弱い、冬休眠するが寒冷地でも冬緑。

(2010/9/20)


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