コゴメスゲ
小米菅
単子葉、
カヤツリグサ科、
スゲ属、常緑、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:40〜80センチ
別名:コゴメナキリスゲ
海岸近くに生える。
茎は密に叢生し、3稜があってしなだれ、上部はざらつく。
葉は幅2〜3ミリの線形でややかたく、黄緑色である。
茎の上部から出る数本の長い柄に細くて短い小穂をつける。
小穂は緑色の小さい米粒が並んだような形である。
苞は、下部の小穂では長いが、上部では短くなって棘状となる。
小穂の先端に雄花があり、下方に雌花が軸に密着して並ぶ。
果胞は楕円形で刺し毛があり、一部褐色を帯びる。
ナキリスゲ
に少し似ているが、葉の色が明るく、小穂がもっと細くて褐色が混じる点などが異なる。
識別点:
ナキリスゲ、
コゴメスゲ
ナキリスゲ:小穂が太くて先端以外は緑色、葉が暗緑色。
コゴメスゲ:小穂が細くて褐色が混じる、葉は光沢のある緑色。
ナキリスゲに比べ、小穂が細くて褐色が混じる。(2016/1/10)
ナキリスゲより葉の色が明るい。(2016/1/10)
群生していない例。
(2012/10/8)
叢生する。(2017/4/15)
花穂の例。
(2012/11/24)
小穂の色には褐色が混じる。(2017/4/15)
先端の雄小穂から葯を出している例?
(2012/9/16)
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