カモノハシ
鴨の嘴
単子葉、
イネ科、
カモノハシ属、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 7月〜11月
高さ:30〜70センチ
海岸近くに生えることが多い。
茎は細く、叢生する。
葉は長さ15〜30センチの線形で、幅は0.5〜1センチ。
小穂は柄のあるものとないものが対になっており、
それらの対が穂に密着して並ぶ。
小穂は広披針形で芒はない。
よく似た
ケカモノハシ
は、葉の両面に毛があり、茎がやや太く、葉も少し広く、
長い芒がある、などの点で異なる。
識別点:
アシボソ、
ヒメアシボソ、
カモノハシ
アシボソ :葉は披針形で、花序枝が1〜3本、小穂に芒あり。
ヒメアシボソ:葉は披針形で、花序枝が1〜3本、小穂に芒なし。
カモノハシ :葉は線形で、花序に枝は出ず、小穂に芒なし。
小穂の対が穂に密着して並ぶ。(2015/10/27)
2本の花序枝が背中合わせに密着して、1本の穂のように見える。
乾くと小穂が反り返る。左の穂は割れかかり。(2016/5/7)
茎は細く、少し横ばいして立上る形で、叢生する。(2016/5/7)
葉は細長い。
(2017/5/19)
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