アシボソ

脚細

単子葉、 イネ科、 アシボソ属、1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 9月〜10月
高さ:40〜100センチ
茎は細く、下部は地面で分枝して節から根を出し、上部は立ち上がる。 茎は上部より下部がやや細い(のでアシボソ)。
葉は長さ4〜10センチ、幅0.8〜1.5センチの披針形で、柔らかく、基部は丸い。
茎の上方に長さ5〜7センチの花序枝を1〜3個出す。 1つは直立し、他は斜めに出る。 小穂は緑色か褐紫色で、柄のあるものとないものが対になってつき、 長さ約1.5センチの芒がある。
よく似た ヒメアシボソ にくらべ、やや大きく、小穂に芒のある点が異なる。

識別点: アシボソヒメアシボソカモノハシ
 アシボソ  :葉は披針形で、花序枝が1〜3本、小穂に芒あり。
 ヒメアシボソ:葉は披針形で、花序枝が1〜3本、小穂に芒なし。
 カモノハシ :葉は線形で、花序に枝は出ず、小穂に芒なし。

茎先の花序枝は直立し、その下のは斜め横に出る。(2015/10/22)


芒がある。 (2015/5/16)


葉は披針形で薄く、先が尖る。(2015/10/22)


葉表。葉耳は目立たない。 (2016/10/10)


葉裏。 (2016/10/10)


葯は褐色。 (2016/10/6)


花序枝は1本のこともある。小穂には芒がある。(2015/10/22)


茎は細長い。(2015/10/22)


叢生する。(2015/10/22)


群落。 (2016/10/11)


単子葉植物へ戻る
双子葉植物も見る
総目次へ戻る