ヒロハノドジョウツナギ

広葉の泥鰌繋

単子葉、 イネ科、 ドジョウツナギ属、多年草。 用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:10〜180センチ
茎はふとく、地を這ったあと斜上する。
葉は長さ20〜40センチの線形で、幅は5〜12ミリあって、やや厚く、 両面がざらつく。葉鞘は筒状で、格子紋がある。
花序は長さ15〜40センチの円錐形で、 固い花序枝が最初は中軸に密着して直立しているが、 まもなく花序枝が斜め上に開き、淡緑色の小穂をつける。
小穂は長さ6〜8ミリで、5〜7個の小花が並ぶ。芒はない。 花序枝は3〜5本出る。
果穂は熟すと紫色を帯びる。

識別点: ドジョウツナギヒロハノドジョウツナギ
  ドジョウツナギ    :高さ40〜80センチ、葉の幅3〜7ミリ、花序枝1〜2本。
  ヒロハノドジョウツナギ:高さ10〜180センチ、葉の幅5〜12ミリ、花序枝3〜5本。

葉は幅5〜12ミリあって、直立する。 (2009/4/29)


花序枝は初めのうちは中軸からあまり離れない。 (2009/4/29)


茎はやや太くて、少し這ってから斜上する。 (2009/4/29)


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