ギンラン
銀蘭
単子葉、
ラン科、
キンラン属、夏緑、多年草。
用語説明
花期:春 5月
高さ:20〜40センチ
ブナなどの林内を好む。
菌類と共生しているようで、移植しても育たない。
茎は直立する。茎や葉は無毛。
葉は茎を抱いて互生し、長さ3〜9センチ、幅1〜2.5センチの披針形で、
縦すじがある。
茎から花茎が直立し、先が数個に枝分かれして小さい
総状花序を作り、白い花を半開させる。
花序より短い苞がある。
被針形の萼片が3枚あり、唇弁は3裂する。
花には短い距がある。
細長くて6つの稜のある刮ハができる。
種子は短い糸状で、あまり発芽しない。
よく似たものとして
ササバギンラン
がある。
識別点:
ギンラン、
ササバギンラン
ギンラン :苞長 < 花序長、茎や葉は無毛、高さ20〜40センチ。
ササバギンラン:苞長 >= 花序長、茎や葉裏等に短毛状突起、葉が細長い、高さ30〜50センチ。
白い花が半開きで咲く。(2015/5/6)
目立たないが、下の方に短い距がある。(2015/5/6)
葉は幅広の披針形で、明瞭な縦筋がある。(2016/5/5)
(2017/5/14)
6稜のある刮ハができる。
(2018/6/24)
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