モウソウチク
孟宗竹
単子葉、
イネ科、
マダケ属。
用語説明
高さ:約12メートル
地下茎で殖える。花は滅多に咲かない。
棹は直径20センチぐらいになり、節間は20〜25センチで、上部の節から
太さの違う枝を2本ずつ出し、先がさらに分枝する。若い棹は粉白色を帯びる。
枝の出る節の隆起は2輪、枝の出ない節の隆起は1輪である。
葉は長さ6〜10センチの披針形で小枝の先に2〜8枚互生し、裏面の基部に細毛がある。
識別点
モウソウチク、
マダケ
モウソウチク:棹は直径約20センチ、節間20〜25センチ、
節の隆起は枝の出るのは2輪、でないのは1輪、若い棹は粉白色。
マダケ:棹は直径約15センチ、節間30〜40センチ、
節の隆起はすべて2輪、1年目の棹は鮮緑色。
タケとササの違い:
タケ:茎がのびると皮が剥がれる。1つの節から枝が2本出る。
ササ:茎がのびても皮が(劣化するまで)残る。1つの節から枝が5本も6本も出る。
枝の出ない節の輪は1輪。
タケノコは直径20センチ以上になることもある。(2016/4/16)
太い棹が高くのびる。
(2018/1/10)
枝の出る節の輪は2輪。分岐する枝の節も2輪。
(2015/1/27)
(2015/2/19)
多数の小枝に分かれて行き、その先に披針形の葉が数枚ずつつく。 (2015/1/27)
竹林では葉が鬱蒼と茂り、他の植物は生えにくい。
枝は2本ずつ出る。
根元にひげ根が多数出ることがある。節間は下部では短い。
(2018/1/10)
太いタケノコとしてではなく、細い笹として出てくるものもある。
(地下茎がよく成長すると太いタケノコが出る?)
(2018/1/10)
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