マダケ
真竹
単子葉、
イネ科、
マダケ属。
用語説明
高さ:約10メートル
地下茎で殖える。花は滅多に咲かない。
棹はモウソウチクより細いが、節間は30〜40センチと長く、上部の節から
太さの違う枝を2本ずつ出し、先がさらに分枝する。
節の隆起はすべて2輪である。
葉は小枝の先に互生し、長さ10〜12センチの披針形で、葉耳があり、
肩毛が放射状に出る。
竹の子は5〜6月に出る。竹の皮は表に黒い斑点があるが、
裏側は無毛で滑らかである。
識別点
モウソウチク、
マダケ
モウソウチク:棹は直径約20センチ、節間20〜25センチ、
節の隆起は枝の出るのは2輪、でないのは1輪、若い棹は粉白色。
マダケ:棹は直径約15センチ、節間30〜40センチ、
節の隆起はすべて2輪、1年目の棹は鮮緑色。
タケとササの違い:
タケ:茎がのびると皮が剥がれる。1つの節から枝が2本出る。
ササ:茎がのびても皮が(劣化するまで)残る。1つの節から枝が5本も6本も出る。
棹はやや細く、節間が長い。(2015/7/7)
節の隆起はすべて2輪。(2010/2/20)
節からは枝が2本出る。葉は披針形。(2015/7/7)
眉毛が開出する。
(2015/10/3)
細い枝が分岐しながら長くのびることもある。(2015/10/3)
(2016/3/5)
棹は高く伸び、枝分かれしない。
(2018/1/13)
先端はたわむ。
(2018/1/13)
地下茎で竹藪をつくる。密生すると他の植物が入り込めない。(2010/1/30)
太い竹の他に細い竹もはえてくる。(2016/3/5)
通常は太いタケノコとして勢いよく出てくるが、細い笹として出てくるものもある。
先兵が笹として出て、根が太くなると太いタケノコとして出てくる?
(2018/1/12)
根。節ごとにひげ根が輪生する。(2009/1/18)
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