ヤグルマハッカ

矢車薄荷

双子葉、合弁花、 シソ科、 モナルダ属、耐寒性宿根草。 用語説明
花期:夏 6月〜8月
高さ:0.6〜1.5メートル
別名:モナルダ、タイマツバナ
茎は細いが直立する。
葉は先が細くなった長楕円形で、鋸歯があり、 軟毛があって、対生する。
茎先に赤や淡紅色の細長い唇形花が球状に集まって、 外側から順に咲いてゆく。 上唇は細長くて斜上し、下唇は波打つようにして垂れる。 色は赤や淡紅色、白などがある。
花の赤い近縁種は タイマツバナと呼ばれるが、 それはヤグルマハッカの一品種という見方もある。
4分果が実る。
花に芳香があり、乾燥させるとポプリができる。 果実からは香りのよい精油がとれる。
北アメリカ原産。



細長くのびた上唇から雄しべが突き出す。 下唇は波打つようにして垂れ下がる。 (2015/6/9)


雌しべも上唇から突き出し、先が2裂する。 (2016/7/13)


葉は尖った長楕円形で、対生する。


丸い集合果ができる。葉と茎に軟毛がある。(2016/10/15)


4分果を含む細長い萼筒が球状に集まっている。(2016/10/15)


紅色の濃い品種


蕾には苞が6枚ある。(2017/6/3)


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