トゲアザミ

棘薊

双子葉、合弁花、 キク科、 アザミ属、花は筒状花のみ、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
高さ:20〜40センチ。
茎は太くて直立し、毛が密に生える。
茎葉は互生し、羽状に裂け、縁に鋭い剣があり、茎を抱く。
枝先に直径約4センチの紅紫色の頭花が1〜2個上向きに咲く。 頭花は筒状花の集まりで、総苞片に棘がある。 蕾は栗のイガのように丸くて棘がある。
冠毛のあるそう果が実る。
同じく棘の鋭い イガアザミ は、夏〜秋に咲き、草丈が約1メートルと大きく、総苞片が反り返る点が違う。
四国の特産種。





茎に白毛が密生する。


葉の裂片の先に長い刺針がある。 (2016/7/29)


蕾にはクリのイガのように棘がある。 (2016/7/29)


総苞は徳利形。


白くて細長いそう果に白くて長い冠毛がある。 (2016/7/29)


(2016/7/29)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る