タカサブロウ

高三郎

双子葉、合弁花、 キク科、 タカサブロウ属 筒状花と舌状花をもつ。1年草。 用語説明
花期:夏〜秋 8月〜9月
高さ:20〜70センチ
別名:モトタカサブロウ
湿り気のある所に生え、種子が水に流されて運ばれる。
茎や葉に剛毛があってざらざらする。 茎は分枝後に直立する。
葉は対生し、長さ3〜10センチ、 幅0.5〜2.5センチの被針形で、不明瞭な小さい鋸歯がある。
葉腋から出る数本の花柄の先に頭花が1つずつ付く。 各頭花は直径約1センチで、 中央部に緑白色の筒状花の集合があり、 外周に白色の舌状花が2列にならぶ。
緑色のそう果がまんじゅう形に集まっているのが特徴的である。 その種子には冠毛はないが翼があり、饅頭形を上から見たとき、 やや横長の菱形状に見える。 (アメリカタカサブロウ は種子に翼がなく、葉が細長くて、鋸歯がはっきりしている。)



外周の舌状花は白くて多数あり、先にへこみがある。
筒状花は周辺部から中心部へと咲き進む。(2017/10/8)


筒状花の花冠は4裂し、葯は黄色い。 (2018/9/30)


蕾は卵形。未熟なそう果は緑色。 (2015/9/20)


未熟なそう果。まんじゅう形に盛り上がっている。 (2018/9/30)


個々のそう果はくさび形。(2017/9/24)


熟したそう果には翼があるので、上から見ると菱形ぎみとなる。 (2014/9/22)


そう果のまわりには翼がある。(2017/9/24)


茎に剛毛がある。(2010/9/20)


(2009/9/16)


葉は被針形で、小さい鋸歯がある。


葉にも剛毛がある。 (2015/9/20)


湿り気のある所に生える。 (2015/10/3)


茎は細くて赤みがあり、根元に近づくと色が濃くなる。(2010/9/20)


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