シレネ


双子葉、離弁花、 ナデシコ科、 シレネ属、1年草。 用語説明
花期:春〜夏 4月〜6月
高さ:15〜20センチ
別名:フクロナデシコ、レッドキャンピオン
シレネはシレネ属の植物の総称で、 ムギナデシコ (シレネ・アルメリア)や フクロナデシコ(シレネ・ペンデュラ)などを含むが、 ここではフクロナデシコを中心として説明する。
茎は直立後によく分枝する。
葉は先のとがった卵形で対生する。 茎や葉には白毛がある。
雌雄異株で、 枝先に淡紅色や紅色で直径2センチ前後の花を数輪つける。 花弁は5枚あるが、細長いものや扇形のもの、 それぞれが2中裂〜2深裂するものなどがある。 萼は濃紫色の筒形で、やや長い白毛がある。 雄花には雄しべが10本あり、 雌花には花柱が5本ある。
花後に萼筒がふくらみ、刮ハができる。
地中海地方原産。



葉は卵形で対生する。(2017/6/6)


扇形の花弁が5枚あり、これでは各々が2中裂している。(2016/4/15)


萼は濃紫色の筒形。(2017/5/19)


茎や葉に白毛がある。(2016/4/15)


果実は壺状の刮ハ。(2017/5/19)


(2017/6/6)


黒くて丸い種ができる。 (2017/6/6)


茎は直立後分枝する。(2016/4/15)


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