センダイハギ

仙台萩、先代萩、千代萩

双子葉、離弁花、 マメ科、 センダイハギ属、多年草。 用語説明
花期:春〜夏 5月〜8月
高さ:40〜80センチ
日当たりと水はけのよい海岸などに群生する。 本州中部以北や北海道などに自生する。
太い根茎が長くのび、春に茎が直立したのち、少し分枝する。
3出複葉が互生し、小葉は先のとがった長さ5〜7センチの楕円形で、 葉柄の基部には小葉に近い大きさの托葉がある。 葉裏には白い軟毛がある。
春から夏にかけて、茎先に直立する総状花序に、 長さ2〜2.5センチの黄色い蝶形花が咲く。 10本の雄しべは、他のマメ科のようには合着せず、離生している。 披針形の苞葉があり、花径には短い軟毛が密生する。
果実は長さ7〜10センチの扁平な豆果で、10個ぐらいのマメをもつ。 種子のところで莢がふくらむ。 秋に熟すと莢が2裂する。
繁殖力が旺盛で、痩せ地にも生えるので、緑化に使われることもある。
ムラサキセンダイハギ は属の異なる別種の植物である。

(2017/5/2)


黄色い蝶形花が総状に咲く。(2016/4/29)


3出複葉の小葉は尖った卵形である。(2011/5/8)


複葉の基部に托葉がある。(2016/4/29)


豆果が実る。(2017/10/26)


茎はあまり分枝しない。(2015/10/28)


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