レンゲショウマ

蓮花升麻

双子葉、離弁花、 キンポウゲ科、 レンゲショウマ属、多年草。 用語説明
花期:夏 7月〜8月
高さ:50〜100センチ
亜高山帯の落葉樹林に下草として生えることが多い。 花は ハスに、葉は サラシナショウマ に似ているとして名付けられたと言われる。
茎は細くて高くのびる。
根生葉や下部の葉は、2〜3回3出複葉で、 小葉は長さ4〜10センチの先のとがった卵形で、 さらに3浅裂することがあり、鋸歯がある。
高くのびる花茎に、 直径約4センチで淡紅紫色の花をまばらな総状に、下向きにつける。 花弁状に開いているのは萼片で、 その内側に花弁が多数の雄しべを囲んで輪になって並んでいる。 その中心には雌しべがある。 花弁の先は紫色が次第に濃くなる。 萼片は7〜10枚、花弁は10〜12枚ある。
果実は長さ1.5〜2センチの鞘状の袋果で、 茎先に輪生状に並ぶ。
日本固有種で絶滅危惧種。

外側の白いのは萼片で、花弁は内側に丸く並ぶ。 (2016/7/27)


花弁は先が赤紫色で内側に10枚ぐらい重なり合って丸く並んでいる。 (2016/7/27)


高くのびる花茎の先にまばらに咲く。 (2016/7/27)


葉は2〜3回3出複葉で、鋸歯がある。 (2016/7/27)


双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る