オルレア
双子葉、離弁花、
セリ科、
オルレア属、耐寒、1年草。
用語説明
花期:春,夏 3月〜7月
高さ:60センチ
耐寒性はあるが、暑さに弱い。
直根があり、
茎は直立してよく分枝する。
1〜2回3出複葉が互生し、小葉はさらに細く裂ける。
中心部から花茎が立ち上がり、
分枝しながら枝先に複散形花序をつけ、
白くて小さい5弁花を多数咲かせる。
花被片には長短があり、
花序の外周の小花の外側の花被片は他のより数倍大きい。
果実は棘の生えた褐色の楕円形で、その中に2分果がはいっている。
花後は落葉することも多いが、こぼれ種でよくふえる。
オルレアの花の大きい園芸種として、ホワイトレースと呼ばれるものがある。
イベリス(
トキワマガリバナ)と花は似ているが、イベリスはアブラナ科で葉は単葉のへら形であるのに対し、オルレアはセリ科で葉は3出複葉で小葉が細裂するので、両者は全く異なる植物である。
(2010/4/24)
花は白く、花序の周辺部の花被片は他のよりずっと大きい。(2017/5/9)
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