オオアザミ
大薊
双子葉、合弁花、
キク科、
オオアザミ属、花は筒状花のみ、2年草。
用語説明
花期:春〜夏 5月〜6月
高さ:約1メートル。
別名:マリアアザミ
茎は直立し、縦筋がある。
葉に白い斑紋があり、大きな棘がある。
根生葉は長さ40センチぐらいに大きくなって、羽状に浅裂する。
茎葉は小さくて茎を抱く。
斑紋をミルクが緑色の葉にこぼれてできた模様と見立てて、
マリアアザミともいう。
花期に枝を長くのばし、
その先に直径約10センチの頭花を1つつける。
頭花は淡紫色の筒状花のみからなり、各筒状花は5深裂する。
総苞片の先は大きな棘となっている。
花後には頭花が褐色となり、総苞が膨らんで大きくなる。
果実は黒褐色の楕円形のそう果で、淡褐色の冠毛がつく。
肝臓などに対する薬草として利用されている。
地中海沿岸原産。
(2015/5/6)
花は直径10センチぐらいと大きい。(2017/6/24)
葉には白い斑紋がある。(2015/5/6)
葉は縁が大きく波打ったり、襞になったりする。
(2016/4/15)
茎葉は茎を抱く。茎に縦筋がある。(2017/6/24)
総苞片の先は大きな棘となっている。葉の縁は襞になったりする。(2015/5/6)
総苞片は3列に並ぶ。
(2017/6/24)
筒状の雄しべが縮んで花粉を出している。
その仕組みについてはノハラアザミ参照。
(2017/6/24)
(2016/5/5)
そう果のできる前。筒状花が伸び上がっている。
(2017/6/6)
そう果ができつつある。(2017/6/24)
幅1〜2メートルの大株となる。
(2009/4/23)
花茎は高く伸び上がる。(2017/6/6)
頭花も高いところで咲く。(2017/6/6)
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