ノラボウナ
のらぼう菜
双子葉、離弁花、
アブラナ科、
アブラナ属、2年草。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:1.5メートル
セイヨウアブラナ
の一種と見なされており、江戸時代初期から、
油をとるためや食用に栽培されていたようである。
耐寒性がある。
直立した茎から脇枝が出て上を向く。
下部の葉は基部が羽状に裂け、
先は広楕円形となって縁がやや波打ち、
定かでない低い鋸歯がある。
上部の葉は葉柄がなく、茎を深く抱いて互生し、
全縁の細長い三角状である。
秋に種まきすると、春に茎先から総状の花序を出し、
4弁の黄色い花を総の下から上へと順次咲かせる。
果実は長角果である。
食用とするときは、とう立ちした花茎や、
腋から出ている枝を手で折り取る。
折られてもまた新しい枝が出てくる。
長距離輸送には向かない。
種を絞ると菜種油がとれる。
アブラナ科の他の植物と違って、
他の種とあまり交雑しない。
(2016/4/15)
芽生えて間もない頃は、葉は卵状で、茎と葉柄が赤い。
(2018/10/16(\)
大きくなると、葉は羽状に切れ込む。葉柄は長い。(2017/3/30)
茎先に総状花序がつく。(2016/3/16)
下部の葉は基部が大根葉のように切れ込む。(2016/4/15)
上部の葉は茎を深く抱き、全縁で細長い三角状である。(2016/4/15)
春先にとうだちして、黄色い花を総状につける。(2017/3/30)
花は4弁。とうだちした茎を開花前に折り取って食べる。(2017/3/30)
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