ノブキ
野蕗
双子葉、合弁花、
キク科、
ノブキ属、夏緑、多年草。
用語説明
花期:夏〜秋 8月〜10月
高さ:50〜80センチ
地下茎でふえる。
葉は幅10〜20センチの三角状の腎形で、端が所々尖り、
長い葉柄がある。葉柄には狭い翼がある。
茎は直立後に幾つか枝を出し、
その各々に白い筒状花のみからなる頭花を数個つける。
周辺部の筒状花は雌花である。
中心部の筒状花は両性花であるが、それは不稔で種を付けない。
雌花では長さ6〜7ミリのそう果が放射状に並び、
そう果には冠毛がなく、
上半部に褐色を帯びた腺体があって(動物などに)くっつく。
フキに似てはいるが、
葉柄に翼のあることや、そう果に冠毛のない点などで明確に区別できる。
葉は葉柄のつく所がへこんで、3角状の腎形となる。
根生葉は大きくて、茎葉は小さい。
(2022/11/2)
葉柄に(狭いが)翼がある。葉の縁の所々が少し尖る。
(2022/11/2)
そう果には冠毛がなくて、上半部に褐色を帯びた腺体がある。
(2022/11/2)
腺体は長さ1センチあまり。
(2022/11/2)
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