ニリンソウ
二輪草
双子葉、離弁花、
キンポウゲ科、
イチリンソウ属、多年草。
用語説明
花期:春 4月〜5月
高さ:15〜25センチ
林縁や林内に生え、地下茎でふえて群落をつくる。
根生葉は長い葉柄の先で3全裂し、裂片はさらに2裂し、羽状に切れ込む。
長さ15〜30センチの花柄の先に、直径約2センチの白い花をつける。
花弁のように見えるのは萼片で、普通は5枚ある(7枚のこともある)。
一個所から2つの花柄が出ることが多いが、そうでないこともある。
花後に花径の先に黄緑色〜黄褐色で卵形の果実のつくことがある。
識別点:
トリカブト、
ニリンソウ
トリカブト:秋に紫色の花が咲く、茎が高くのびる、紡錘形の塊根をもつ。
ニリンソウ:春に白い花が咲く、茎は低い、根茎が横に這う。
根生葉は3全裂したあとさらに2深裂して、羽状に裂ける。
葉の表面に白い斑があることが多い。
(2010/4/21)
茎先から細い花茎が2本立ち上がり、白い花を2つ咲かせる。
(2010/4/21)
花被片は5枚〜7枚ある。
この花では、花被片7枚、雄しべは多数ある。雌しべも8本以上?
(2018/3/31)
白い花弁のように見えるのは萼片で、5枚か7枚ある。丸いのは蕾で、(萼の外側は)淡紫色。
小さい卵形で黄色いそう果ができる(この例では9個?)。
(2017/5/2)
黄色いのは未熟の果実、黄褐色のは熟した果実か?
(2016/4/15)
よく見ると、小さい果実がいくつもできている。(2016/4/15)
一カ所から出る2つの花は、時間差をつけて咲くことが多い。
(2017/5/2)
花後。(2015/5/1)
地下茎で群落を作る。
双子葉植物へ戻る
単子葉植物も見る
裸子植物も見る
総目次へ戻る