モロヘイヤ
双子葉、離弁花、
アオイ科
(以前はシナノキ科)、
ツナソ属、1年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:2〜3メートル
別名:ジュート
水はけの良い土地を好む。
茎は丸くて直立して高くのび、中程から枝分かれする。
低いうちはあまり固くないが、高くのびると固くなる。
葉は葉柄のある卵状披針形〜長楕円形で、互生し、細かい鋸歯がある。
葉身は柔らかく、葉脈が明確で、光沢はあまりない。
日照時間が12時間以下に短くなると、
葉腋に1〜2センチの黄色い5弁花を1個つける(2個のこともある)。
葯も黄色い。
果実は棒状の莢の形をした刮ハて、縦筋があって、
中にゴマ粒より小さい黒くて角張った種子がある。
若葉は栄養豊富で、刻むとぬめりが出る。
果実の莢や種子、固くなった茎には毒があって、
食べられない。
ジュートとして茎から繊維をとる。
(食用のモロヘイヤはシマツナソとも呼ばれ、繊維もとれるが、
バングラデッシュなどで繊維用に栽培されるのは同属のコウマ(黄麻)である。
そのどちらもジュートとも呼ばれる。
ジュートで作った袋は南京袋とも呼ばれ、耐久性はないが、
環境にやさしいという見方もされる。)
東地中海、北アフリカ原産で、古くから食用にされた。
日本には1980年代に入ってきた。
黄色い5弁花を1個横向きや下向きにつける。(2015/8/8)
花は葉腋につく。(2017/10/9)
蕾には稜がある。(2015/8/8)
葉腋に線形の托葉がある。
(2016/9/18)
花の基部にも托葉のようなものがある。
(2016/9/18)
蕾には稜がある。(2016/9/18)
葉裏は緑白色。最下部の鋸歯は先がひげ状にのびる。(2016/10/12)
葉は尖った長楕円形で細鋸歯がある。
葉脈が明確であり、光沢はあまりない。
(2015/8/8)
細長い莢をもつ刮ハができる。(2016/10/12)
果実には縦筋がある。(2016/10/20)
種子は角張ったゴマ粒状。(2017/3/27)
購入した種袋の中身。(2017/5/27)
茎は細長くて、高くのびる。(2016/8/12)
若い茎は直立する。(2017/8/26)
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