モリアザミ
森薊
双子葉、合弁花、
キク科、
アザミ属、花は筒状花のみ、多年草。
用語説明
花期:秋 9月〜10月
高さ:0.5〜1メートル。
太くて長い直根があり、茎は太くて直立する。
根生葉は葉柄が長く、羽状に裂け、花期にはなくなる。
茎葉は互生し、長さ15〜20センチの長楕円形で縁に棘があり、
あまり羽状に切れ込まないが、
上部になると羽状に切れこむことがある。
枝先に直径3.5〜4センチの赤紫色の頭花が直立する。
花は筒状花のみで、総苞は直径3〜4センチで、
総苞片は6〜7列あって、長くて先が棘状にとがり、粘らない。
外側の総苞片は平開するが、上部のは鉢のように斜め上に開く。
果実はそう果。
太い根を「ヤマゴボウ」という名で食用にする。
(2015/9/29)
頭花は筒状花のみで赤紫色。(2017/10/18)
総苞片は長くて先が棘状となる。そう果は淡褐色。(2015/9/29)
総苞片は、下部では垂れ下がり、中部では横に開き、上部では斜上する。
(2017/10/18)
花糸が長くのびる。(花糸の変化形態については
ノハラアザミのページ参照)
左の頭花では筒状の雄しべから花粉が押し出されており、
右の頭花では花粉を出し終わった雄しべの中から雌しべが長くのびている。
(2021/10/3)
長くのびた雌しべの先は2裂して受粉可能な状態となっている。
(2021/10/3)
蕾。上部の葉は披針形で棘が鋭い。
(2018/10/16)
中部の茎葉は長楕円形で鋸歯がある。(2015/9/29)
茎に短毛がある。(2017/10/18)
下部の葉には切れ込みがある。茎は太くて直立する。(2017/10/18)
根生葉は羽状に切れ込み、葉柄が長い。(2015/9/29)
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