ミチタネツケバナ

道種漬花

双子葉、離弁花、 アブラナ科、 タネツケバナ属、2年草(越年する)。 用語説明
花期:冬〜春 2月〜4月
高さ:10〜35センチ
タネツケバナ とよく似ているが、果期にも根生葉が枯れずにある、 花弁が長さ2〜3ミリと小さい、雄しべの数は6個でなく4個のことが多い、 開花が2月〜4月と1ヶ月ぐらい早い、果実が直立し斜上しない、 などの違いがある。
道ばたなどに生える。
根生葉は奇数羽状複葉で、その小葉は円形〜長楕円形であり、 頂小葉が他より大きい。
白い4弁花が総状に咲き、棒状の花柱が花冠から突き出る。 雄しべは4個あることが多い。
細い棒状の長角果が直立し、中には楕円状の種が1列に並んでいる。 熟すと果実は縦割れし、種子をはじき飛ばす。
ヨーロッパ〜東アジア原産で、1990年代に侵入が確認された。

白い花が総状に咲き、棒状の果実が直立する。 (2022/4/8)


花は4弁で、花弁は長さ2〜3ミリ。 (2022/4/8)


花柱は棒状で、花冠から突き出る。 (2022/4/8)


蕾は丸くて、萼片が4枚ある。(2022/4/8)


根生葉は奇数羽状複葉で、その小葉は丸い。 茎葉も奇数羽状複葉であるが、数が少なく、その小葉は細長い。 (2022/4/8)


茎の下部には微毛がある。 (2022/4/8)


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